どうも、ブログサポーターがみたか(@gamitaka02)です。
突然ですが、
あなたのサイトは通信が第三者に筒抜けになっていませんか?
最近インターネットを徘徊しているとよく見るようになった「保護された通信|https://〜」という表示。
この保護された通信の状態のことを「常時SSL化」と呼びます。
僕の方ではたくさんのSSL化の設定代行をやっていたりで今更感がありますが、今回はそんな常時SSL化について改めて書いていこうと思います。
この記事の目次
常時SSL化とは?
この常時SSL化は「https化」とも呼ばれており、何のことかというと「通信の暗号化」ということになります。
通信を暗号化することにより、悪意のある第三者から情報を漏えい(盗み見)されることや、攻撃されてしまう可能性を大きく下げることができます。
また、Googleの方でも常時SSL(https)化をするようにアナウンスしており、Chromeなどでは非SSL(http)のサイトを表示した時に「保護されていません」とか「安全でないサイト」という表示になると言われています。
→HTTPを使うWebサイトはすべて「安全ではない」――Google Chromeで明示へ|ITmedia
Webサイトを常時SSL化にするメリット
Webサイトにおいて「常時SSL(https)化」の設定をするメリットは以下の通りです。
Webサイトのセキュリティが向上する
常時SSL化で通信を暗号化することにより、上記にもありますが「第三者による情報の漏えいや不正アクセスなどの可能性を下げることができる」というメリットがあります。
例えば、このサイトのように「お申し込みフォーム」があったり、ネットショップなどの「個人情報を入力することがあるサイト」にとって常時SSL化は必須の設定でしょう。
特に、クレジットカードの情報を入力するページが常時SSL化がされていないサイトでは、セキュリティ意識の低いサイトなので、そこでは買い物をしない方が良いかと思います(^_^;)
また、ブラウザに「保護された通信」と表示されることで、見る人に安心感をもってもらうことができます。
一般ユーザーでそこまで見ている人は多くないと思うけど、一応w
サイトの表示が速くなる可能性がある。
HTTP/2に対応しているブラウザであれば表示速度が速くなると言われています。
ChromeやSafari、FirefoxなどでWebサイトを見たときに、「https://」のサイトは「http://」のサイトよりも表示速度が速く感じられるという検証結果が出ています。
SEO(検索エンジン最適化)に有利になる
そもそも常時SSL(https)化が広まってきたのは、Googleが推奨しだしたことにあります。
とはいえ、あくまでも「ユーザーの通信を守る暗号化」「表示スピードの向上」によってユーザビリティが良くなり、結果的にSEOに貢献しているのではないか?と個人的には思っています^^
Webサイトを常時SSL化するデメリット
メリットがあればもちろんデメリットもあります。
「完全な常時SSL化」にするには各ページで対応させる設定が多い
常時SSL化は、サーバー側で設定して「はい、完了!」というものではありません(^_^;)
そこは参考記事を行うことで対応することができるでしょう。
・「http://〜」と書かれている部分を全て「https://〜」に修正する必要がある。
参考記事
→SSL化をする時に混在コンテンツ「!」の原因がわからない時に確認する方法
→【緑の鍵】https対応のアフィリエイトリンクを使用しているASPと確認方法
・「http://〜」にきたアクセスを「https://〜」に301リダイレクトをするための設定
参考記事
→httpからhttpsに.htaccessを使ってリダイレクトさせる方法||ホワイトベアー様
・サーチコンソールやGoogle Analyticsの再設定
参考記事
→サイトのhttps化が終わった後は、GoogleアナリティクスとSearch Consoleの設定をちゃんと変更しよう|jジュンイチのブログ様
SNSのシェア数がリセットされる
SNSのシェア数は一つのURLに対してカウントされます。
「http://〜」と「https://〜」では、別のURLと判断されるためカウントがリセットされてしまいます。
これもある程度までは復旧することができると確認しています。
参考記事
→https(SSL)化で0(ゼロ)になったFaebookのシェア数を復活させる方法
検索キーワードの順位が落ちる
これもシェア数と同様に、新しいURLとなるのでGoogleの評価がゼロになるためそうなるのではないかと言われています。
対策として評価を引き継ぐ「301リダイレクト」をすることで超短期的には順位が下がるかもしれませんが、すぐに戻ってきます。
証明書が切れるとページが表示されなくなる
SSLは安全な通信であることを証明する「証明書」というものがあります。
この期限が切れる前に更新手続きを行わないと、安全であることが証明できなくなり、ページが見れなくなります(^_^;)
特に有料のSSLで設定した時に、ドメインと支払いのタイミングがズレているためか、支払い忘れで表示されなくなるパターンが稀にあります。
常時SSL(https)化のメリットデメリット:まとめ
常時SSL化のメリットとデメリットについて書いてみましたが、メリットはさておきデメリットは対策できるものばかりなので、ほとんどありません。
ブログを使った集客でフォームをWordpressに直接設置しているようなサイトであれば、ユーザーのためにも常時SSL(https)化に対応させておくことをオススメします。
もし自分でやる時間がなかったり、何がなんだかさっぱりわからない人のために、「常時SSL(https)化設定サービス (20,000円〜)」も承っていますので、興味があればお気軽にお問い合わせください^^
では、今回はこの辺で!次の記事でお会いしましょう。
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